るろうに剣心になりたい……か?

『剣一本でも この瞳に止まる 人々くらいなら
 なんとか 守れるで ござるよ』
 (「るろうに剣心」完全版1巻、78Pより)


…とは、主人公剣心の言葉ですが、
実際、そんな医療を夢見ていたのかもしれない…。


地方であろうが、どこであろうが、
「瞳に映る患者さんの痛みを受け止め、共有し、
癒せるように努力する」
それが全ての根本にあったんです。


一方で、
「それでは何もできない医者になる」
という危機感も常に感じていました。
大学では。


更に、
「急性期の現場こそ、それができる」
そういった感覚で、診療科を見ていたきらいもあります。


…。
………。


「地域医療は若いうちにやることではない
  経験を積んで何でも見てきた人がやる」(意訳)
とは、今日の食事会での先生の言葉。


そうなのかも…。
自分は、まず研究などをすべきかもしれなくて、
剣心のように世の大勢のために働いてこそ、
見えるものがあるのかもしれないとも思います。


その後で、
瞳に映る人々に、人生を捧げたらいいのかなと。


むしろ、そういった大勢を知っている視点こそ、
大切なのかもしれません。


地元2年 ⇒ 大学 ⇒ 地元
かなぁ、と思う、今日の夜…。