ウェットな「5」、ドライな「0」

今回の夏休みは、あまりゲームに燃えなかったのが実情。
人恋しいのか何なのか、最近は2人以上でできるゲームが楽しい。


そんな中でプレイしたのが、「エースコンバット0」。
「5」もかねて少し。

まずは「5」。
ストーリーに酔いたい。感動したい。
皆に認められる英雄になりたい、ならこっち。


所属する飛行編隊の一員、
リーダーとして任務をこなしていき、戦争の行方を左右する。
さらにはその戦争の裏の姿を捉え、平和をもたらすために飛ぶ。


ストーリーもキャラクターも魅力的で、
クライマックスはちょっと泣ける感じ。
そういう意味でウェット。


皆に認められるエースとしてのその英雄っぷりは半端なく、
本当に何かを背負って飛んでいるかのよう。
友人と共にこの上なくドップリはまった。
個人的にはシリーズで最高かな。

というわけで「0」。
「0」は物語時間軸的には「5」の5年前だが、
自分が飛ぶのは更に10年前の「ベルカ戦争」。


「5」の前には何があったのか?
…を知りたくてやったのだが、そういう内容ともちょっと違う。


とにかく「ある一人のエース」の話。
だから「5」のような泣ける話ではない。


でも、だからこそカッコイイシーンがあるし、
その生き様に意味があるのだろう。
そういう意味でドライ。


エーススタイルという、基準があるので、
自分の信念を持って飛ぶと、なお入れ込めるはず。


映画的なストーリーを期待するのではなく、
あくまで自分が一人のパイロットに過ぎないと考えて、
「自分の飛び方」を突き詰めていくと、面白いと思う。


ちなみに「5」は対戦が出来ないので、地元の友人とは「0」で対戦した。
EA-18で対戦し、ジャミングを駆使して戦うなど、
非常に自分は狡い手ばかりだった。
まぁ、それも勝負。


ところで、二人でやるとかなりの確立で墜落する。
気をつけよう。