スター・ウォーズ EⅢに思う

SW・EⅢは友人と激論を交わしたのだが、
それに関してちょっと。


映像特典を見て思った。
「否定する権利は誰にも無い」と。


数百人、数千人の人が、自分の人生をかけて一本の映画を作る。
それを否定することは出来ないだろう。


ただし、批判はあるのかもしれない。
ただ、「批判」というのも結局は自分の好みに基づいた、
希望とのギャップをあげるだけにも思える。


数千人の人が働いても、最初から最後まで明確なイメージを持ち、
まとめるのは監督だ。
だから、その監督の作り方が観る者として合わないなら、
「批判」したいところが山ほど出てくる。
(実際、私にもそういった作品はある)


だが、気をつけたいのは2点。
一つ、監督は必ずしも独断で行っていない、ということ。
人々の作ったものをまとめるのだから、あたりまえだ。
だから、その監督が制作したものは、多くの人の同意の上にある。


二つ、スタッフの働きはそこに居合わせなければ、批判しようがない。
一つの作品はものすごい努力の上に成り立っている。
それは理解したい。
実際、私も自主制作映画のなかで、寝る間も惜しんで作業した。
成績が落ちるのにも目を瞑った。
そういった努力を数千の人がしているのだ。


作品だけ見て批判するのは簡単だ。
だが、そういったものを飛び越して、批判するのは、どうかな。
私はそう思う。